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ぷちぱら文庫の電子版が発売されます


昨年発売されたぷちぱら文庫『炎の孕ませ乳ドルマイスター』の、電子版が発売されることになりました。

上の画像リンクはKindle版。それ以外にも、複数の電子書店から発売される予定です。

発売予定日は5月1日。Amazonでは、すでに予約可能になっているようです。よろしかったら、ぜひご覧になってみてください。

2015/04/26 19:10 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

流行り物はすぐ劣化する

デジタルものの流行りってのは、あっという間に変化しますね。
最近だと、変化の度合いが著しいのはスマートフォン。ほんの数年前のアニメでも、主人公が二つ折り式のケータイを使っていたりすると、「昔のアニメだなあ」って感じてしまいます。

Webサービスの移り変わりはさらに激しいです。
ぼくがノクターンノベルズに投稿した『セレブ妻不倫調教』は、人妻がSNSで知り合った若い男と不倫をしてしまう……というお話ですが、執筆時にイメージしていたのはmixiでした。
当時のmixiはすでに最盛期を抜けて下り坂に入ってましたが、まだまだ多くのユーザーがいて、友人付き合いには欠かせない重要なツールでした。
だけど小説の完成から発表まで二、三年ばかり間が開いたら、もはやmixiはすっりお寒い状態で、どうにも時代を感じる内容になってしまいました。

そして、今、投稿している『あなちゅー!』。
こちらは主人公とヒロインがメールでやりとりするシーンがありますが、これはLINEをイメージして書いています。
それなのに、なぜはっきり「LINE」と書かないかというと、もしかすると、ほんの二、三年後にはWebサービスの流行りがごっそり入れ替わって、「古くさい小説だなあ。今時、LINEなんて使ってるやついないよ」なんて話になりかねないから。

先日、タイムラインに流れてきたtweetですが、まったくその通りで。

このあたりは、本当に気を遣いますね。
一応、商業小説のときは、なるべく「今」を取り込むようにしています。発売直後の初動の時点で一番面白くなるようにチューニングするべきかなあ、と。

Webの場合はどうなんでしょうね。
以前は「Webコンテンツは変化が早いからフットワークを軽くして最新の流行に対応していくべき」と考えていました。
でもWeb小説や電子書籍なら、すぐに書店の店頭からなくなってしまう紙媒体と違って古い作品も閲覧可能な状態で残り続けるんだから、極端な流行ものは排除して、時間が経っても古びない内容にしたほうがいいような気もします。
流行りを上手に取り入れれば発表直後は受けがよくなるけれど、その分、劣化するのも速くなる。毎回、頭を悩ませているけれど、なかなかベストのバランスは見つかりません。

2015/04/25 07:25 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

アナルの問題

アナルセックスには興味があるけど、スカトロは嫌いという人はけっこういるわけです
きちんと調べたわけじゃないけど、わりと多いんじゃないかな。アダルトショップ等で三次元AVの品揃えを見ても、そういう嗜好の人が、世の中にけっこういるであろうことは想像できます。

ところが世の中には、もっときわきわなところを攻める人もいて、そのあたりの性癖はもっと細分化されます。
例えば、腸内射精した精液が垂れてくるのが好きだけどスカトロは嫌い、とか。浣腸で女の子が恥ずかしがっているのを見るのは好きだけどスカトロは嫌い、とか。温泉浣腸で女の子を汚辱感に悶えさせるのは好きだけどスカトロは嫌いとか。浣腸された女の子ががまんしきれなくて漏らしてしまうのは好きだけどスカトロは嫌いとか。

でも、そういった嗜好にきっちり対応できるのが、二次元ポルノのいいところだなあ、と思うのです。そういったワガママな需要にも、ちょっとした工夫で応えることができるのですから。
ファンタジー世界が舞台だと、特に簡単ですね。
腸内に排泄物を浄化して媚薬を生成する蟲が寄生してるとか。腸内の排泄物をローションに変換する魔法式が刻印されているとか。いくらでも逃げ道があって、大多数の読者が見たくないところをだけを、簡単に作品から切り離すことができます。

現実世界が舞台でも、いろいろと方法はありますね。
だけど小説というやつは、読者の想像力に委ねる部分が多いのが難しい。例えば「アナルセックスには興味があるけどスカトロは嫌い」という嗜好に対応しようとすると、ざっくり二つの方法が考えられます。

1)アナルセックスを描くときに、排泄物のことには一切触れない。

2)腸内洗浄の描写を入れて、排泄物が残ってないことを強調する。

僕の場合は、原作有りのノベライズだと1)、オリジナル小説だと2)の手法をとることが多いですね。
ただ、どっちも、読者全員に対応できるわけではないのが難しいところ。
たぶんライトな読者なら前者が好きで、後者の手法をとると、「余計なことを書くから、逆に汚物を連想しちゃったじゃないか」といやな気分になる。
逆にアナルリテラシーが高い人に対して前者の手法をとると、事前洗浄なしのアナルセックスに不潔感を覚えるかもしれない。
そのあたりの選択は難しいなあ……とアナルセックスの場面を書くたびにいつも思います。

2015/04/20 23:11 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

道具の問題

文章仕事をしている人にとって常識なのですが、ライターが書く原稿は、基本的にプレーンテキストで出版社に納品します。

きっと世の中には、手書きの玉稿を編集が取りに来る大先生もいるとは思うのですが――でも僕が知っている範囲では、テキストファイルにまとめて、メール添付で納品するのが普通ですね。ライター仕事を始めたばかりの新人は、たいてい、最初に編集者から、「原稿はWord形式ではなく、テキストファイルにしてください」なんてことを教えられると思います。

そういうわけで、僕はずっと、ワープロソフトとは無縁に過ごしてきました。
どうせ最終的に納品するのはテキストファイルなんだから、最初から動作が軽いエディタを使ったほうが楽だと思っていたのです。

雑誌ライターの仕事で愛用していたのは「space editor」。
フリーの多機能エディタですが、なんといってもすばらしいのは、ショートカットキーで、簡単に一行あたりの文字数を変更できる点です。

雑誌というやつは、無数の細切れの文章でできています。
12文字のキャッチ、22文字×2行のリード、16文字の見出し、16文字×16行の本文、12文字の囲み見出し、15文字×8行の囲みネーム、7文字×4行のキャプションが4本……一つの見開きは、そうした短い文章が10本も20本も集まってできています。
そんなふうに、文字数も行数もばらばらの文章を大量に書かなくてはならないとき、space editorの文字数調整機能が、この上なく役に立つのです。

小説の仕事で使っていたのは「vertical editor」。
こちらは、「アウトラインプロセッサ」というジャンルのソフトです。
アウトラインプロセッサは、長文の構想を練りながら書き進めてゆくのに便利なツールです。同種のソフトウェアでは、「story editor」や「idea tree」なんかが有名ですね。

その中でもvertical editorを好んで使っていたのは、文章を縦書きで表示できるのが気に入っていたためです。
小説のプロットを構想する段階では横書きでもいいんだけど、やはり実際に文章を書くときは、縦書きじゃないと、いまいち気分が乗らないのです。
その点、vertical editorは、プロット作成から、実際の執筆までをシームレスにこなすことができて、大変、重宝していました。

そして、今使っているのは「一太郎」。
最初はワープロソフトなんて興味なかったのですが、一度使い始めたら、もう手放せなくなってしまいました。

一太郎で気に入っているのは、なんといっても、文章を書きながら、手軽に辞書を引けること。ことに2015年版などは、Ctrlキーを押すだけで言葉の意味を調べられて、大変に重宝しています。
さらに文章の校正機能も充実しており、表記ゆれやミスタイプを片っ端から指摘してもらえるので、ずいぶんと文章の間違いが少なくなりました。

今までいろいろなエディタやアウトラインプロセッサを試してきたのですが、さんざん遠回りした挙げ句、結局「一太郎最高!」という、わりと普通の結論にたどり着いてしまいました。

ただ、長文をゴリゴリ書き進めるには、やっぱりvertical editorのほうが向いていたりするんですよねえ。
一太郎を使い始めてから、文章の精度が上がった反面、執筆速度は落ちてしまったような気がします。やりたいことが全部できる最高の道具というのは、なかなか見つからないものです。

2015/04/15 09:15 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

いろいろ書いた

そろそろ一年が終わるわけですが、まあ、今年もいろいろ書いたなー、と。

といっても、だいたいはゲームノベライズばっかりなのですが。
ゲームノベライズは書いていて楽しいし、とても気に入っているお仕事です。なんといっても、毎回、才能のあるライターさんの作品に触れられるのが刺激的だし、それを自分なりに解釈して、小説として再構成していくのが楽しいですね。
おまけに今年担当させていただいた原作は、女体化武将の陵辱ものやら、アイドルいっぱいのエロコメやら、本当にバリエーションに富んだラインナップで、毎回、新鮮な気持ちでお仕事をさせていたきました。

また、今年は初めてWeb小説に挑戦してみましたが、そちらもなかなかに刺激的な体験でした。
僕ぐらいの知名度だと、本が発売されたのにどこからも反応がない……なんてこともざらなのですが、ノクターンノベルズでの活動は、読んでくださった方から、ダイレクトに反応をいただけるのが楽しいですね。

趣味の創作でストレスを溜めてしまっては本末転倒だから、PVやランキングはあまり気にしないことにしているのですが、予想外の好成績が返ってきたら、それはそれで嬉しいものです。
今、連載している『あなちゅー!』も、思いのほか、大勢の方々に楽しんでいただけているみたいで驚いています。
正直、投稿前は自分の小説が、ランキング入りできるなんて思っていませんでしたので、多くの方に興味を持っていただけて、嬉しい限りです。

来年は、年明け2日に『あなちゅー!』最新話を公開予定。
ざっくり計算してみたら、週1ペースの更新だと、完結するのは来夏あたりですね。拙作を支持してくださった方々の期待を、なるべく裏切らないようがんばってみます。

そちらが終わったら新作のゲームノベライズと、オリジナル小説の刊行が予定されています。
出版業界のすみっこでちまちまと小説を書き続けて、来年で五年目になります。来年も、もうちょっと生き延びられるようがんばるつもりですので、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

2014/12/31 00:00 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

ノクターンノベルズに新作を投稿しました

前回の『セレブ妻不倫調教』からしばらく間が空きましたが、またノクターンノベルズに小説を投稿してみました。

あなちゅー!

のどかな田舎町を舞台に、初々しい中学生カップルを主人公にした、爽やかアナル調教ストーリーです。

今日からしばらくの間は毎日更新。まだまだ始まったばかりで、まるで先が見えない感じですが、、序章と第一章まで進んだら、だいたいどんな感じのお話か、わかっていただけると思います。

どうぞ気長にお付き合いください。

2014/12/11 00:00 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

『ゼロ・グラビティ』を見てきました 

IMAXシアターが新宿にも出来る、とのことで、今から来年春が楽しみです。電車の連絡がいいから、手軽に見に行けそうですね。

日本初のIMAXを新宿に導入!

しばらく前の話なのですが、先月の中ごろに、友人とゼロ・グラビティを見てきました。

IMAXシアターのリバイバル上映です。
最初の公開のときも見に行ったんですけどね。でも、この映画は、映画館で見ないと意味が無いタイプの映画です。後から家庭用テレビで鑑賞しても魅力半減だし、せっかく映画館で再上演してくれるのなら、この機会にもう一度観ておこうと思ったんです。

で、二度目の視聴で初めて気がついたのですが、映画の冒頭で、宇宙空間というものが、我々が知っている地球上とはいかに異質な世界なのかについて説明が入るんです。「酸素がない、気圧がない……」ってな具合に。

だけど、そこで「重力がない」とは言わないんです。

それどころか、陽気に宇宙遊泳している様子が描かれて、楽しげな雰囲気すらある。そこから一転して、酸素も気圧も……それに重力もない世界でのサバイバル劇が始まるわけですが。

そしてエンディングは過剰なくらい重々しい重力描写。地球がいかに汚くて、うるさくて、生命感に満ちた世界なのかが描かれます。
そして初めて、最初に「重力がない」と説明されなかった理由に気付くんです。地球上で生活していると重力の存在なんてまるで意識していないけれど、実はそれこそが、我々が生きている土台なのだと。

してみるとこのお話は、やっぱり邦題の『ゼロ・グラビティ』ではなく、原題の『 Gravity』こそがふさわしいように思えます。1回目は3D効果とともに描かれる宇宙描写に圧倒されてばかりだったけど、あらためて見返してみると、色々と発見がある、とてもいい映画でした。

2014/11/20 00:00 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

年内4冊目!

なんで今年はこんなに貧乏なのかなぁ……なんて思ってたら、もう12月も近いってのに、今年に入って三冊しか本が出ていないのですね。
『戦国魔姦』では今までと違った文体に挑戦できたし、『乳ドルマイスター学園Z』では大勢のキャラを動かすコツを覚えたし、未発表ながらオリジナル小説も書いたし、今年はずいぶん働いたなあ――なんてつもりでいたのですが、実はほとんど仕事をしていなかったみたいです。

でも、なんとか出ますよ、年内に駆け込みでもう一冊!

タイトルは『は~れむふぁんたじ~』。今回もノベライズで、Norn様の同名ゲームが原作になります。

原作ゲーム『は~れむふぁんたじ~』公式サイト

タイトルを一目見ればおわかりと思いますが、ファンタジー世界を舞台に、何人もの女の子たちといちゃラブしまくるお話です。
登場するヒロインは、お姫様やら、魔王やら、幼なじみやら……主人公のことが大好きな彼女たちと、、小難しいことは一切抜きで、あまあまいちゃいちゃな孕ませHを楽しめるのが原作の魅力。ノベライズ版でも、そのあたりに力を入れて、小説にまとめ直しています。

発売日は来月11日。
まだ書影なども公開されていないようですが、おいおい、ぷちぱら文庫の公式ページあたりに情報が出てくると思います。

2014/11/16 00:00 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)